この投稿では、私が勧めるA-SPICEのソフトウェアエンジニアリングプロセス.2(SWE.2) SWアーキテクチャ設計の詳細プロセスについて説明します。
SWE.2 SWアーキテクチャ設計は、下表のようにSW状態遷移設計およびSWコンポーネント構成設計、SWコンポーネント間インタフェース設計を行います。
SWE.2 | 詳細プロセス | 概要 | 反映プロセス群 |
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1 | 設計前打合せ | SWE.1 SW要求分析結果を基に次の打合せ実施 – SWE.2 設計プロセス選択 – SWE.2 設計観点 | SWE.2 |
2 | SW状態遷移設計 | SWE.1 SW要求分析結果を基に次の設計実施 – SW状態Layer毎のSW状態遷移図・表の検討 – SW状態遷移時の処理内容の検討 – 状態遷移時における静的変数の初期値の検討 | SWE.3 UNIT設計 |
3 | SWコンポーネント構成設計 | SWE.1 SW要求分析およびSWE.2-2 SW状態遷移設計の結果を基に次の設計実施 – SWコンポーネント属性の設定 – SWコンポーネントの処理タイミングの設定 – SW状態毎のSWコンポーネント構成 | SWE.3 UNIT設計 |
4 | SWコンポーネント間インタフェース設計 | SWE.1 SW要求分析およびSWE.2-2 SW状態遷移設計、SWE.2-3 SWコンポーネント構成設計の結果を基に次の設計実施 – SWコンポーネント間インタフェース変数の抽出 – SWコンポーネントの処理順番の設定 | SWE.3 UNIT設計 |
5 | SWE.2 設計レビュー | 以上の結果をレビュー | SWE.2 |
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