この投稿では、組込みC/C++のコンパイルについて説明します。
組込みC/C++において、「コンパイルする」という表現は「データファイル(Sフォーマット、バイナリデータ等)を生成する」と同義で使われることが多く、そのコンパイルはMakeファイルやIDEで行われます。コンパイルは下図のような順番で実行され、中間生成ファイルも多くあります。
注意点:テストや検証を行った後にC/C++コンパイラやアセンブラ、リンカ、コンバータのバージョンを変更した場合、データ・ファイルが変わっていないか確認する必要があります。クラウド型コンパイラを用いる場合は、バージョンの確認を行うか、データ・ファイルへの影響がないか確認するようにしてください。